キングオブニート(なこたない)
私の知っている身内の二、三の―ーつまりすべての掲示板が閑古鳥。
ちょっくらひまなので
戸棚から出てきた『ヘッド博士』*1の
「ドルフィン・ソング」のコーラスの練習でもしてみんとてする。
- きょうのホンホン
それにしても「Elegance Under War」なんてアホの菊池も
わざわざ自分のトリビュートで吉田健一引用*2の御大も
エレガントな/美しい自爆テロってもんの存在は無視?
それともなにか、シニカルで言ってんのか?
どちらの場合にせよfeatureされたお嬢には関係のないことだが
六本人生活と新神戸駅前でのトークショウは矛盾しないのか否かということは
気になる。
それにしても『ピンクの心』以後
初のソロアルバムは
写真、''紀里谷タン''が撮っているんだねえ、
どおりでねえ……
- イミテーション銀幕オブザウイーク
これだけフランス映画を見まくっていても
じっさいパリで
映画の記憶を頼りにそこらへんあるくなんてことは
ま、北新地からジュンク堂まで行くのに迷うわしには
確実に無理だろう。*3
が、唯一ここ前にも見たことがと思うのは
『ローラ』のナントのショッピングセンターだというのは
人知れず「映画的趣味」的に洗練されちゃあいない(じまん)?
『くりいむレモン』(デーヴイデー)
そして今週の真打ち、
待ちに待ってたベスト配役
水橋研二先生starring as「おにいちゃん」だ。
しかしなんらじめじめしていないのに萎え。
明るく裸で学校がえりの妹を迎えるなんて俺様を誰だと思っちょんと
監督プロデューサー一同怒鳴りちらしてもいいんだぞ。
肝心の中身だが山本なんとかいうやつを重用したいやつなんざ
たかがしれてら。
しかしまあ関係ねえけど
こいつだけじゃなく映倫の目も節穴なんだよな、
先生のホテルの浴衣もろ肩脱ぎなんて18禁だろ。
備忘録的な、あまりに備忘録的な
ことしはフジじゃなくて、サマソニの年だね。
EZOとは違ってらっぱ隊どもはいませんが
電気屋とスチャがいっしょ、なんてまさに夢のような。
ま、夢のように実現したピチによる「私の人生、人生の夏」*1が
まじめに夢であればよかったのにと思うような出来だった過去からも、
旧シブヤエリアでみる夢には、
なあんか全幅の信頼を置いてはいけないような気もするきょうこのごろ。
- きょうのホンホン
林真理子『美女入門』(マガジンハウス)
あんたがやせようがやせまいが
きれいになろうがなるまいが
おばちゃんずぇんずぇん興味ないけど
山梨出身なのね。ほー。いわれてみれば。
そういえば文中でかっこいいと絶賛の中田に通じるイタさがありますね。
(同郷のマイラブ反町*2にいたっては
Jで本格ブレイクしたあかつきにはどこまでイタくなってくれるのだろうと
はらはらどきわくしているわたしであります)
まあそんな山梨話も本文メインの日々のたわごともともかくとして
「サングラスは背丈のある人間にしか似合わない」ってのだけは撤回しろよな。
小山田よぉ、「好き」とおりこして「なりたい」状態だっけど
(あと『悪魔の首飾り』んときのテレンス・スタンプ*3な)、
あいつのキラーポイントはちびっちょのくせしてグラサンにあうとこじゃんか。
- きょうのイミテーション銀幕
和製ハリウッドへの時代なんか周知のように実はとうに終わったのであって
むしろ日本でしかできないハリウッド映画へのながいながい時代こそが
まだ終わりきりもしない。
が、ねえ、
これ一本で大団円で終わらせてもいいんじゃないかしら。
(ちょっとつめの甘すぎるご都合主義なんかも含め)
思えば矢口とは、
映画なんかほとんど見なさそうなクラスのWOWOW友達*4の
「おもろい映画みたで」からはじまって、
それは『ウォーターボーイズ』なんかではなく
WOWOW友達であるがゆえに
『ひみつの花園』だったわけだが
未見のパルコものをすっとばすと
それ以来矢口自身あのときのわくわくの足下に一回だって及んだ記憶がない。
(PPFからもらった金で作った『裸足のピクニック』*5なんかもおはなしにならなかった)
スーパーの前で雪がたぶんこれからふりしきるまでの、
ホールで裏拍の手拍子が打たれはじめるまでの、
「すべての人間は二種類に分けられる。スウィングする者とスウィングしない者だ」という至言がはかれるまでの、
(ためがちょっとなさすぎるにせよ)瞬間瞬間の完璧な矢口の作りで
かれこれ七、八年のごぶさたをまあ許す気になった。
(もちろん、矢口だから瞬間瞬間の「やめておけばいいのに」*6は、当然、あるけど)
- きょうのぴこぴこ
ぴこぴこの名にまさにふさわしいゲームを
「メキシカンフライヤー」のおかげでおもいだして、
とりあえずやってみた。
いくらセガであろうとぴこぴこだろうとクラブだいやレイヴだであろうと
シューティングが苦手だということをまったく失念していた俺は偉い。
(マイちょうどいいシューティングゲーム=「ツインビータイムアタック」*7説急浮上)
脱ダバディブログ
ついに「ダバディ」とかじゃなく
教えたURLからとんできてくれた人がいるみたいで
オカアサンウレシイワ、
せこせこニートしてるかいがあるワ、
もうはりきっちゃってバンバン、きょうはすぺっしゃるバージョンでおとどけよ。
なんせ新OS発売と期を同じゅうして
Safari*1のブックマークがとんだのよ。
サイトウと同じくらいに記念っぽいだろ、あ?
- きょうのイミテーション銀幕
しかしほんと英語ってふしぎだねえ。
サウンドオブミュージックって、音の音だもんな。
そりゃあナチがあるとはいえ
こんな映画ですらいつもながらの
「くらくなっちゃえけーん、くらくなっちゃえけーん」って感じのワイズなのに
ちょっとびっくらこく。
フォックスのミュージカルは田舎くさいってのともちょっと違う暗さ。
中途までなのは
Sixteen going on seventeen*2のとこばっか
みてたから。
(で、蹴球がはじまったから)
- きょうの蹴球
鹿VS桜/鞠VS東京ヴ(BS1)
無観客についての鈴木のおっしょさんの感想:「別にどうでもいいです」。
わ、わらかしよんのー。
アホがそこまでクール(ぶる)っていーわ好きだわー松田にはできない芸当だわ。
試合のほうは
そりゃあーた、日本伝統の遊戯で考えてごらんな、
鹿と桜じゃ桜がつええわな……花みてチアーズ、ってとこじゃの。
鞠戦のコメントは差し控え(葉山だかハユマだかしらんがに怒)るが
新潟の試合なんかやってくれてなくてほんとよかった。
- きょうのぴこぴこ
偏見かしらんけど
コナミはネットで攻略ページを作られることを前提に
ゲームつくってるとしか思えんな、もはや。
メタルギアどころかときメモ対戦ぱずるだまですらそれくさかったけど、
こんなんネットがなければどうやって裏コンプできるんっつうような隠し要素をふやすことが
ゲームの発展なわけがないやろ。びっクリでけへんつうの。
セーガーはそれはやらない。隠し要素を隠さないセガが好き*3。
- きょうのホンホン
『猫のゆりかご』(カート・ヴォネガット・ジュニア/よみかけ)
なんどでもいうぞ、
村上春樹読んでるひまがあったら
ヴォネガットをよみなさい谷岡よ。
ありゃなにか、コピーライターだったのかと思わざるをえんくらいええ。
早川が版権独占だ、本屋で見つからんとはいわさんぞ。
すわダバディブログ化
それにしても
totoをかいにいくのをがまんするがために
いっき*1がこのましい戯曲読みはじめるって
なんか、ほぼ中毒者の所行ではなあい?
(語尾になんらの切迫をも感じられませんね)
- きょうのホンホン
『タンポポ』の国の中の私/フローラン・ダバディ(祥伝社)
しかし金井美恵子のいうとおりで
二重かっこ*2ではじまるタイトルを
文章に入れこむときに
はてどれでかっこをつけるかなというのは
ひじょうにむつかしいちいさな問題だの。
がしかし、
この場合そのタイトルにさらに引用されている(らしい)、
『美しい日本の私』の「の」が意味するものという、
お国のことばでいえばレイモン・クノーのdeの使用法に値するくらい
さらにむつかしい問題*3が含まれているのだよ、ダバディくん、君は読んだこと
ないだろうが(えらそう)。
「ダバディによるマリーシア」のはなしとかはなかなかおもしろかった。
が、みたびしかし、父が父なら子も子、
映画の話で、
5、60年代のハリウッド映画、キャプラ、
「マンケーリッチ」、「カリグラント」が大好きってのに
ちょっと瞠目。
プレミアの編集殿、原稿はぜんぶ日本語で書いているとのことですが、
この部分に関しちゃ口述だよね?
(あとのサッカーばなしで出てくる「白板」ってのを見ると翻訳かとも思えるけど)
カリグラントはまだわかるけど
マンケーリッチってだれだろ。マンキーウィッツか?
編集さんが日本語で書けようと漢字が書けようと興味はないが
ひじょうに目をひいた。
(どころか、聞いたこともない傑作作家がいたかとぐぐってまでみました)
余談:でも、ある時期のプレミアのばかコラムは欠かさずチェックしていました。
- きょうのぴこぴこ
PS2「キャッスルバニア」
いかにゆるゲーマーばかりが現在世にはびこっておるかの反映としてのゲームだあな。
しかしてそのゆるゲーマーにかくいうわたしも名をつらねることはやぶさかでない。
(「アランドラ」をゆるしてくれとなきながら友達に返した過去に傷あり)
- 今週のイミテーション銀幕
バルドー特集(『殿方ご免遊ばせ』『月夜の宝石』『ドンファン』/BS2)
未見のものを見てはみたが
『ドンファン』でのクレジット*4に、
ついにヴァディムはヴァディムとなったかと
映画自体の、
モンドとでもいわなきゃどうしようもない内容とあいまって
へんな感慨をおぼえたのみ。
青すぎるぞ田中隼磨
後日譚
なぜおたくのガラスわれてるの?とは
ごきんじょさん誰もきいてくれなかったんだと。
おばはんが当夜外ででけえ声でみなさんに経緯説明してやったからじゃねえかよ。
ぶーぶー。
- きょうの蹴球
昼:鞠VS万博/夜:新潟VS磐田(ともにBS1)
今週の「水曜だJ!」では
わけもなく
ドイちゃんあんた日本一のキーパーだよドイちゃんと
イーニオスの試合に息をあらくしていたが
きょうは昼から松田ののびはじめた黒髪にはあはあ*1、
夜は夜もすがら「ボール、ポストに直撃」と「怒号じみた歓声」とを
バランスよく拾うBS1のええ仕事にはあはあ。
ちなみに蹴った張本人のロドリゲス*2はどうでもよかった。
- きょうのホンホン
池波正太郎『フランス映画旅行』(新潮社)
フェルナンデル*3とギャバンが「ウマがあった」とな。
しかもよこにてんてんつきの「ウマ」があった、とな……
う……ま…?…うま!……馬……
すげえよ先生その表記こそ
ギャグのおフランスを継承していますと思いきや
「フットボールもフランスで盛んではないのは
個人主義が強すぎてチームワークが存在しないからだ」だって、
十中八九めしくってたら噴く。
「チームでヨーロッパらしいいじわるさ
フッチバル関係ねえ自転車だってそうじゃねえか、
「チームの尽力がなければ勝てないヨーロッパ風の意地の悪さ」(by黒田硫黄)しか
欧州スポーツにはねえんだよ耄碌じじいが。
チームワークとチームプレーは必ずしも同義ではない。
- きょうのぴこぴこ
操作性が簡単なのがセガワウの売りではないのか。え、ちがうのか?
これでもじゅうぶんなのかもしれんがおれにはきびしい。
何かのまちがいで再度アクワイアに
『天誅』をちゃんと作らせてやることができるのならばという限定はつくが
あっちのほうがいいかもしれん。だってまだ酔わん。
(でも家人いわく新宿東口のふんいきは出ているそうです。
ビルだけでなく高速道路でまで跳躍できるのは
やっぱ目のつけどころがくさってもセーガー*5ですが)
バイオレンタル
家の前で/
遠くのガキがさわいでたので/
だまらしたろうと玄関引戸にけりをいれたら/
ガラスが/われた/
足の裏に/
ピカでとんできたガラス片がささった肌をみた/
ゲンの長髪(9巻からだっけ?)も思い出した
(若一光二*1風)
- きょうのホンホン
『村上朝日堂』
特筆すべきこともないが
正直、この調子で小説を書けばよっぽど好きかもしれんのにとか。
4/15追記
やっぱりぜんぜんんなことはなかった。やなやつは小説でもエッセイでもいや。
- きょうのぴこぴこ
FC『バードウィーク』(東芝EMI)
画像ひろいのため「バードウィーク」「くそ」でぐぐったら
さみしいことに当ブログが……
(こんなことじゃそのうち家人に見つかってしまうぞ変なキーワードのせいで)
それにつけてもうちのコントロールイン8ビット方法は
このゲームできたえられ、
またいまなおきたえなおされていることは間違いない。
加茂が更迭されたのは喧しいからだ
ネヤガワの夜はあつい。
したがってたえられなくなったパラリラもいるようだ。
しかし土曜夜にパラってるやつってなんなんだろ、カタギか?
- きょうのホンホン
『ツ、イ、ラ、ク』(姫野カオルコ)
なんだか鼻白むところはあったにせよ
ひさびさに「くーこいつめ」と思わせてくれる本であった。
山田詠美はいくつか熱狂したが
(『ぼくは勉強ができない』と『放課後の音符』なんだけっど)
どうもなんかその、他のもんは
おしゃれが、そこにユーモアも痛さもぶさいくさも入りこむすきがないゆえにおしゃれという部分しか残らなかった。
ぶさいくさをもひっくるめた「純愛は汚れた肉体もまた資本ぜよ」本はすげえ、
猪型にがつがつしたスタイリッシュはすげえ。
がつがつおしゃれうんぬんに関しては
これが東京ではなく京都の田舎町でおこっていることだってことも大きいような気がする。
小説は地方だ。
- きょうの蹴球
アントラ対広島(BS1*1)
セレーゾとキーパーのあごがおこるおこる。
もうどう見てもブラジリアンマフィアと茨城のちんぴらにしか見えん*2。
それにしても本山はいかすな、
まぬけな声だわデズニー好きだわ痛いとこだらけだけど非常にいかす。
おともだちのジョニー*3はなぜゴール前で無意味にうろちょろする浩二、浩二*4といって
本山を見んのだろ。タイプっぽいが。
totoはあまりにあたらんので不買運動をしてみることに*5。