会社を家と図書館からの三角測量で選ぶニート
今回は大長編なので
野比くんたちにならいうちも精神的に平服をきかえてみるような気分で。
- 上半期の生バンド
「そして人生はつづく」
SENSOUS SYNCHRONIZED SHOW(4/1なんばHatch*1)
春から古典派音楽とSFへの隠棲なんつてしゃれこまざるをえん予感がしていたのだった。
なにせ先年の小山田の新しいのが音大の卒業制作に聞こえたのがまず厳しかった、
『Point』の前みたいなんかのどきわく感がなく
発売日も横目にのんべんだらりの生活をつづけ旧年もつつがなく過ぎたこと自体あやしかったところに
教官連中にあからさまな優越の目で見られつつかわいがられる類の音でなくもなかったのが
正直あおむけに卒倒まぢかのていであった。
最強のライヴァル*2が
目黒と言わんまでもそばちかくはべる中、
こんなでお茶をにごすかというかなしさ憤りを通りこし
勢いこんでとっちまったライヴのチケ*3は
どうすりゃよりうまくさばけるかしらななんて考え出しちゃってる自分をたしなめる
やけの冷静さそのものの様が年始の様なのであったが
2007年年度も始め、
ライヴには行ってみよとは基本思えないわしにとっても
やっぱり生はそれなりにいやだいぶよかったのであった、
ゆかいな仲間たちはそろいもそろって会場でその後の夜の難波で*4うるうるしもした。
一同ユナイテッドバンブーになぐりこみクレリックシャツできめてみたくなった、
ハワイアンのメロがそこここにまぎれた可憐な追悼ライヴであった
………のだが、
そこまでで動く『SENSOUS』については終わっときゃよかったのかもしれなかった、
すなわち今回のぶろぐもそこで完本とすべきであった、
先ごろ、なんだか別宅で見れるようになったスペシャでやってたライヴの抜粋中継で
どこんだかいつんだかわからんながらも演奏もようを再度見てしまったのは
正直季節のかわりめの身体にはきつかった。
あれはスぺシャでながした新作発表会の、
ライヴ用に練る前のアレンジでやったやつだと信じきっていいのか、
映像になっちまうと卒業制作よりもまだ落ちるところのものこそが今回のライヴだっ
たのかーー
おれにもあんたにも「生きろとは言わん死なんといてくれ」*5、
まあ次に期待してサヴァイヴつうかレジスト、生きのびるとする。
- 200706-07シーズンの蹴球
「jeu(x) du siecle/平成18-19年のフットボル」
マドリード/セビリア/バルさんの最終節(でかしたWOWOW3試合同時中継)
"キャプつば"以上に"キャプつば"的、
いや"キャプつば"を通りこしほぼ逆境ナイン的展開*6で
マドリードが優勝した今期ったらまあ、
選手とボールの動きどころかそれぞれに開催されるゲームの動きが八百的ダイナミックにすぎ、
最終節、
テレ朝よりもテレ朝的に「絶対に負けられない」、
地球のかなたテレビの中の完全なる同時代ゲームの最中
1点ビハインドで電光掲示板のタイム表示の灯が故意に落とされても落とされなくても
時間がのびちぢみする相対的なものにして頑迷に平等であることと、
その時間はこうして日本の早朝にも同じくのびちぢみするのだということを
本なんか読むより(読むけど)よっぽど身を持って知りつつシャンパンのんで昼までねる。
あと、
イタリアなんて戦でどうにかなっちゃやよかったのにとか
セリエなんてそろそろ廃しちまえなきゃあ国際法の意味がどこにあるとか
そんなことあれこれしながら国際試合は見るものなのですが
カンナヴァーロもザンブロッタも個人的にはいいDFであるらしいということは
よく勉強した今期でありました。
来期のテーマは「きゃつらはどこを境にワンノブイタ公になるか」だかな(ピレネーか)。
- 2007年上半期のSF
古典派音楽だかSFだかぶってみたって
あくまでいりぐちはアニメってのは
おたの信条。ではなくたまたま。
30×110ということでえー3300分=55時間ですか、ありますところの
基本線(男同士の)愛は惑星をこえるといってもいいような、
SFでもなんでもなかったけども(ねえんだこれが)
幽霊だけがすべてを動かすという意味のみで歴史もんではありうる時間らしく
死んだり死んだり童貞喪失したり死んだり童貞喪失したりと
あーじゃこーじゃあったわけだけど
司馬遼太郎口調の屋良有作と
マーラーが鳴いてたことしかおぼえてねえのは老人力の高まりか、
ブーレーズとかラトルで正直じゅうぶんすぎるのに
古典派音楽に隠棲すると口にするが最後の最期、
床にギリシャ古典派なのだかなんだかようわからんCDしか
見当たらなくなるのは正直つかれるので
おばさんは表向き渋谷系ノットデッドの人で生きていきます*7。